稼動サーバーの選定について(1)
はじめに
奇抜倶楽部ステークプール管理人、YOWZAです。
今回は、ステークプールに利用するサーバーの選定について考察したいと思います。
管理人は、ステークプールのサーバーで利用するLinuxに学生の頃から触れてきました。当時は、UNIX USERという月刊の雑誌が発行されており、内袋にCD-ROMが付いていまして、そのCD-ROMにいくつかのディストリビューション(Slackwareだったり、FreeBSD)が入っていました。
当時自分で組んだDOS/Vのパソコンにインストールして、ワシャワシャして喜んでいました。今となっては、何が楽しかったのか。。。あれから、28年も経ってしまいました。
さて、回想はそれくらいにしまして本題に移らさせていただきます。
本番サーバー選定の前に
管理人の経験上、メーカーの提唱するスペックほどいい加減なものはないので、まずは自分が通常使用しているVPSでテストしてみます。
テストするには、やはりコストをかけたくないので、なんといっても買い切り型のVPSであるCloudAtCostを使ってみます。
以下のサーバーを切り出してみました。
- Block Producer Node
- CPU: 4Core
- Mem; 8GB
- SSD: 24GB
- Relay Node
- CPU: 4Core
- Mem; 8GB
- SSD: 24GB
手順については、、xStakePoolさんのカルダノステークプール構築手順を参考にさせていただきました。(有志の方々すごいですね、非常に感謝です!)
実際の利用状況です。
- 以下はBlock Producer Nodeです。
構築手順の最小構成では、2Coreでしたが実際にCPUリソースはあまり使ってないですね。Prometheus(監視ツールです。)で20日間ほど見てみましたが、フルになることは無かったです。
一方、メモリはサーバー全体で6GB使用しています。Block Producer Nodeのプロセスの使用容量はは、最大で3.92GB、平均で2.47GBでした。
- 以下はRelay Nodeです。
こちらも、CPUリソースはあまり使っていないようです。
通信対象が増えるため(Out:19 / In:84)、リソースは若干多めに使用しているようです。
メモリー使用量を見てみると、若干ですがメモリー使用量が多いです。とはいえ、ほぼBlock Producer Nodeと同等でした。
簡単なテストですが、以上を踏まえて、どこのVPSを使うか検討をしていきます。
今回は、この辺りで失礼します。